概要
【ワンタッチでつながる安心:スマート・ナースコールシステム】
介護や医療の現場では、緊急時の迅速な対応が不可欠です。このシステムは、手元のボタンを押すだけで、離れた場所にいるスタッフへ即座に緊急事態を知らせる遠隔通報デバイスです。 送信側(利用者)は今の電圧の状態を常に送り続け、受信側(スタッフ)がその値の変化を読み取って、呼び出しがあったかどうかを判断し、音声で通知します。

用意する物
- タコラッチ・ミニ(2個)
- 送信用PC(1台)
- 受信用PC(1台)
- 手作りスイッチ用の材料(クリップ、アルミテープなど)
準備
- 事前に『計測・制御』の教材を通して、カードの使い方や問題解決の手法を習得しておく必要があります。
活動
利用者側とナースステーション側の二手に分かれて活動を行います。
1. 工作
【送信側:スイッチの準備】
- センサーの作成: アルミテープを貼ったクリップなど、触れ合うと電気が流れる「手作りスイッチ」を準備します。
- ポート接続: 手作りスイッチの一方を「アナログA1」端子に、もう一方を「5V」端子に接続します。
-
通信設定:
[ ネットに接続する ]ブロックで共通の通信グループID(例:[日付][クラス][グルプ名])を入力して決定します。
2. プログラミング
【利用者(送信側):状態を送り続ける】 利用するカード例
- 計測 05:押した・踏んだ(クリップ端子)
- 通信 01:データを送る(インターネット間通信(送信))

-
[ ずっと ]ブロックの中に、[ (通信 x) を (電圧) にする ]を入れます。 - これにより、スイッチが押されているかどうか(電圧の値)が、常にリアルタイムでクラウドへ送られます。

【ナースステーション(受信側):値を見て判断する】 利用するカード例
- 通信 02:データを受け取る(インターネット間通信(受信))
- 制御 02:しゃべる(音声合成/Scratch)

-
[ もし (通信 x の値 = 5) なら ]を判定条件にします。 - スイッチが押されて電圧5Vが送られてきたときだけ、
[ (「呼び出しです。対応してください」) としゃべる ]ブロックを実行します。 -
-
繰り返し: これらを
[ ずっと ]ブロックの中に入れて、常に通信xを監視するようにします。
-
繰り返し: これらを

3. 動作確認
- 送信側のスイッチを押した瞬間、受信側PCから声が流れるかテストしましょう。
発展
生成AIによる状況判断アドバイス
「AI 03:ステージ表示されている物についてたずねる+アクセス」を活用することで、より高度な見守りが可能です。 ナースコールが反応した際、カメラで撮影した映像をもとに、生成AIに「ステージ(カメラ映像)を見て、利用者がどのような状況か詳しく教えてください」とたずねるプログラムを追加してみましょう。駆けつける前に、現場の状況を把握しやすくなります。
※画面右上のボタンでカメラモードに切り替えて使用してください。 ※利用には、AkaDako Cloud Plus のアクセスキーが必要です。