生成AIをアシスタントに

AkaDakoを使ったものづくりのアイディアが思い浮かばない、広がらない。そんな時は、生成AIのアドバイスを参考にしてみましょう。

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生成AIにアイディアを聞くコツ

生成AIのプロンプト(指示文)を書くときのコツは、具体的に・目的を明確に・順序立てて伝えることがポイントです!

1. 「あなたは〇〇の専門家です」と役割を設定する

AIに視点を与えることで、より的確なアイデアを出しやすくなります。
例:
❌「AkaDakoを使ったアイデアを出して」
✅「あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。AkaDakoの機能を活用して、日常の困りごとを解決する製品アイデアを10個考えてください。」

2. 目的を明確にする

なぜアイデアが必要なのかを明示すると、適切な提案が得られます。
例:
✅「AkaDakoを活用して、小学生が楽しく学べる知育玩具のアイデアを5つ考えてください。」

3. 制約や条件を入れる

自由すぎると回答が発散しすぎてしまいます。使う技術・対象・テーマを指定するとアイディアを絞ることができます。
例:
✅「AkaDakoの『音声認識』と『サーボモーター』を活用して、家事をサポートする製品アイデアを3つ考えてください。」

4. 具体例を示す

「こんな感じ」とイメージを伝えると、より適したアイデアが得られます。
例:
✅「例えば『スマート目覚ましロボット』のように、AkaDakoの距離センサーや音声合成を活用した製品を考えてください。」

5. トーンや雰囲気を伝える

「楽しい」「ユニーク」「ちょっとした」「現実的」など、求めるアイデアの雰囲気を指定すると、より意図に合った回答が得られます。

例:
✅ 「小学生がワクワクするような、楽しくてユニークなAkaDako活用アイデアを5つ考えてください。」
✅ 「現実的に実現可能で、コストを抑えたAkaDakoの製品アイデアを3つ考えてください。」

6. 出力形式を指定する

「3つ挙げて」「箇条書きで」など、フォーマットを指定すると回答が見やすくなります。
例:
✅「AkaDakoを使った新製品のアイデアを5つ、タイトル+概要+使う機能の3つの要素で書いてください。」

製品開発で生成AIをアシスタントにする流れ

  • (事前に授業でAkaDakoの使い方の基本を学んでいることを前提としています。)
  • AkaDakoを使った製品開発の過程に合わせて生成AIにアイディアを聞く。
    • 生成AIに下のプロンプトを貼り付けて、回答してもらう。
    • 自分がほしい回答に近づくように、質問を修正したり、追加質問をしたりする。
  • ある程度回答を読んだら、自分でものづくりのアイディアを考える。

活用シーン例①:問題発見

問題を発見することは意外と難しいものです。以下のプロンプトをコピーし、生成AIに貼り付け、回答を生成してみてください。生成された回答がヒントになり、自分の周りの問題についての考えが広がるかもしれません。

あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。身近な課題を解決するためのアイデアを考えています。生活の中で感じる、ちょっとした困りごとの例を10個挙げてください。

他のプロンプト例

例1:あなたは未来のスマート家電を開発するプロです。中学生の生活をもっと便利にするためのアイデアを考えています。中学生が生活の中で感じる、ちょっとした困りごとの例を10個挙げてください。

例2:あなたは環境にやさしい製品を開発するプロです。日常生活の中で「もったいない」と感じる瞬間の例を10個挙げてください。

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活用シーン例②:課題設定

問題を解決するために、何を課題として取り組むのか。そのアイディアを生成AIに聞いてみましょう。以下のプロンプトをコピーし、生成AIに貼り付け、「〇〇(困りごと)」の部分を自分で描き直してから、回答を生成し、課題設定のアイディアを広げましょう。

あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。「〇〇(困りごと)」解決するためのアイデアを考えています。IoTやAI、アプリなどの技術を活用して、どのような製品を作れば解決できるか、具体的に10個提案してください。

他のプロンプト例

例1:あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。朝、スマホのアラームを止めても二度寝してしまう問題を解決するためのアイデアを考えています。IoTやAI、アプリの技術を活用して、どのような製品を作れば解決できるか、具体的に10個提案してください。」

例2:「あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。カバンの中で鍵や小物が見つからず、探すのに時間がかかる問題を解決するためのアイデアを考えています。IoTやAI、アプリの技術を活用して、どのような製品を作れば解決できるか、具体的に10個提案してください。」

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活用シーン例③:製品開発

AkaDakoを使った製品開発のアイディアを生成AIに聞いてみましょう。プロンプトに、AkaDakoで使える機能を書き入れておくことがポイントです。回答からアイディアを広げ、自分たちで製品を開発してみましょう!

AkaDako探究ツールを使う場合

以下のプロンプトをコピーし、生成AIに貼り付け、「〇〇(解決したい課題)」の部分を自分で描き直してから、回答を生成してください。

あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。AkaDakoの機能を活用して、「〇〇(解決したい課題)」を解決するための製品アイデアを10個列挙してください。 (AkaDakoで使える機能:明るさセンサー、距離センサー、音量センサー、振動センサー、傾きセンサー、ボタン、温度センサー、湿度センサー、気圧センサー、加速度センサー、フルカラーLED3個、サーボモーター、音声合成、音の録音再生、画像認識、音声認識、AkaDako間通信、時刻、リレースイッチ)
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タコラッチを使う場合

以下のプロンプトをコピーし、生成AIに貼り付け、「〇〇(解決したい課題)」の部分を自分で描き直してから、回答を生成してください。

あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。AkaDakoの機能を活用して、「〇〇(解決したい課題)」を解決するための製品アイデアを10個列挙してください。(AkaDakoで使える機能:明るさセンサー、距離センサー、音量センサー、振動センサー、傾きセンサー、ボタン、温度センサー、湿度センサー、気圧センサー、加速度センサー、フルカラーLED3個、サーボモーター、音声合成、音の録音再生、画像認識、音声認識、AkaDako間通信、時刻)
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タコラッチ・ミニを使う場合

以下のプロンプトをコピーし、生成AIに貼り付け、「〇〇(解決したい課題)」の部分を自分で描き直してから、回答を生成してください。

あなたはICTを活用した新製品開発のプロです。AkaDakoの機能を活用して、「〇〇(解決したい課題)」を解決するための製品アイデアを10個列挙してください。(AkaDakoで使える機能:明るさセンサー、音量センサー、人感センサー、アナログ入力、フルカラーLED1個、サーボモーター、音声合成、音の録音再生、画像認識、音声認識、AkaDako間通信、時刻)
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