小4
理科

すがたをかえる水

A007
沸騰・氷結のグラフ

用意する物

AkaDakoシリーズ
1個
Grove防水温度センサー
1個
タブレットPCまたはPC
1台
教科書で指示されている実験機器
一式

活動

■AkaDakoシリーズの準備

  1. AkaDako探究ツールの場合はフタを開ける。
  2. 防水温度センサーをGrove端子の「デジタルA」に差し込む。
  3. アプリを起動。
  4. 左の「デバイスを接続する」をクリック。
  5. 左上のセレクターで「水温(デジタルA1)」を選択。
  6. 計測の間隔を「10秒」にする。

■実験装置の準備

  1. 教科書に準じて実験装置を組み立てる。
  2. 棒温度計を使用するところを、防水温度センサーに置き換える。(防水温度センサーの先端を、水の中に入れる。ケーブルは、火に当たらないようにスタンドの上を通す。)

■実験の手順

  1. 水を温め続けるときの実験
    1. ガスコンロの火をつけ、それと同時に、TFab Graphの 「▶」ボタンを押して計測を開始する。
    2. 1分ごとに、経過時間、水の温度、水の様子をメモする。(グラフには触らない。水の様子をしっかりと観察する。)
    3. 水が沸騰し、5分程度したら、ガスコンロの火を止める。
    4. TFab Graphの 「停止」ボタンを押して計測を停止する。
    5. TFab Graphの結果画面をスクリーンキャプチャで撮る。
  2. 水を冷やし続ける時の実験
    1. 防水温度センサーと水を入れた試験管を、氷水(食塩をまぜたもの)の入ったビーカーに入れ、それと同時に、TFab Graphの 「▶」ボタンを押して計測を開始する。
    2. 1分ごとに、経過時間、水の温度、水の様子をメモする。(グラフには触らない。水の様子をしっかりと観察する。)
    3. ビーカーの水が完全に凍ったら、TFab Graphの 「停止」ボタンを押して計測を停止する。
    4. TFab Graphの結果画面をスクリーンキャプチャで撮る。

■実験後のデータ整理

  1. TFab Graphの結果画面のスクリーンキャプチャを、班のメンバーと共有する。
  2. 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンキャプチャを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)
  3. ワークシートの例

熱し続けた時の水の様子

時間 温度 水の様子
2分 32℃ ビーカーの底から、あわが出てきた
6分 57℃ 湯気が出てきた
10分 76℃ 小さなあわがたくさん出てきた
18分 98℃ 大きなあわがたくさん出てきた

先生へ

■本実験の位置付け

■AkaDakoシリーズを使うメリット

温度計 アルコール温度計 アルコール温度計 アルコール温度計 防水温度センサ
容器 丸底フラスコ ビーカー(蓋あり) ビーカー(蓋なし) ビーカー(蓋なし)
実験装置写真
温度の正確さ ×
水の減少の見やすさ
(約5分間沸騰)
30℃~沸騰までの所要時間 約6分 約6分 約7分 約7分

詳しい実験結果はこちら

■授業を行うに当たっての留意事項

■必要なGIGA端末の技能

■GIGA端末の応用

■関連する学習指導要領解説の記載

■関連する各教科書での指導計画


「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。