用意する物
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説)
- 複数個
活動
- 本活動では先生側で生徒側で異なるアプリを使用します。それぞれ「活動」の中にあるアプリのリンクをクリックしてください。(画面右上の「アプリ起動」は使いません。)
- 複数の探求ツールを使い、教室内の明るさ・温度・湿度の分布を先生の端末でモニタリングする事が出来ます。
- AkaDakoの通信機能を使います。通信機能を使う場合は、同じ「通信グループID」で接続する必要があります。IDは任意です。予め示し合わせてください。(例:akt2334)
■アプリ起動前に共有しておくこと
- 1つの「通信グループID」を決めて共有する。(例: abd123)
- 机の「列」と「番」を決めて共有する。
■先生側(モニター側)
- 教室環境モニタリング モニター用アプリ←クリックして起動。
- 緑の旗をクリック。
- 事前に決めた「通信グループID」を入力。
■生徒側
- 教室環境モニタリング 端末用アプリ起動←クリックして起動。
- 緑の旗をクリック。
- 教壇に向かって左から何列目か入力(半角数字)。
- 教壇に向かって前から何番目か入力。
- 事前に決めた「通信グループID」を入力。
以上で先生の教室環境モニタリングアプリに生徒から送られてくるセンサーの値がリアルタイムに表示されます。
これを使い、
-
窓際と廊下側の明るさ・温度の違いの
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エアコンをON/OFFするとどのように変化するか
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窓をあけるとどうなるか?
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廊下のドアをあけるとどうなるか?
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下敷きで仰ぐとかわるか?
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ベランダがあれば打ち水をすると本当に変わるのか? -
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etc
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様々な実験を通じて、考察を行います。
先生へ
■本実験の位置付け
- 本実験は、小学校学習指導要領に記載されている「住生活」の学習を想定しています。
- その内容のうち、身の回りを快適に整えるために, 季節の変化に合わせて室内の温度や湿度,空気の流れを調節したり,適度な明るさを取り入れたりすることが大切であることを学習する場面を想定しています。
■探求ツールを使うメリット
- 探求ツールに内蔵されているセンサーを使うことで、場所ごとの気温、湿度、明るさの値がわかります。
- 通信機能を使うことで、複数の場所の気温、湿度、明るさの値を同時に確認することができます。
■授業を行うに当たっての留意事項
- 通信グループIDは、できるだけ独自性のあるものにしてください。意図せずに世界のどこか別の場所で同じIDを同時に使っているということが極力ないように工夫してください。
- 明るさセンサーは、明るさ64,000lx(ルクス)以上は正しく測定が出来ません。
■必要なGIGA端末の技能
- 実験の結果を共有ツールを使って、班や全体で共有する。
- スクリーンキャプチャを撮る。
- スクリーンキャプチャで撮った写真を表にまとめる(例えば、GoogleドキュメントやMicrsoft Word)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。