用意する物
- AkaDako探究ツールまたはタコラッチ(以下、探究ツールとして解説)
- 1個
- タブレットPCまたはPC
- 1台
活動
■AkaDako探求ツールの準備
- AkaDako探求ツールを使用するタブレットやPCに接続する
- アプリを起動。
- 右上の「接続する」をクリック。
- グラフ左上のセレクターで「2.気温[℃]」を選択。
- グラフ中央上部の計測の間隔を「10分」にする。
■実験の手順
- 晴れの日の午前10時頃、気温を測るのに適した場所にAkaDako探求ツールを置く。(直射日光に当たらない、エアコンの影響がない等)
- TFab Graphの 「▶」ボタンを押して計測を開始する。
- 測定が終わるまで、なるべく動かさない。
- PCが自動ロックされると、測定が中断してしまう。自動ロックを解除しておく。
- 長い時間計測するため、電源の確保にも気をつける。
- 午後3時頃まで計測する。
- TFab Graphの 「停止」ボタンを押して計測を停止する。
- TFab Graphの結果画面をスクリーンキャプチャで撮る。(または、計測データをダウンロードする)
- 同じように、くもりの日、雨の日も調べる。
■実験後のデータ整理
- TFab Graphの結果画面のスクリーンキャプチャを、班のメンバーと共有する。
- 普段学級で使っているツール(GoogleドキュメントやMicrosoft Word などスクリーンキャプチャを貼り付けられるツール)を使用して整理をする。(個人または、共有シートでまとめる。)
- 算数の学習を関連させ、自分でグラフを描いたり、Excel等でグラフを作成したい場合は、計測データをダウンロードしておき、学習に活用する。
先生へ
■本実験の位置付け
- この実験は、小学校学習指導要領に記載されている第4学年の内容「天気のようす」に関する学習を想定しています。
- この学習では、「天気と気温の変化に着目して,それらを関係付けて,1日の気温の変化を調べる」活動を行います。
- 教科書の実験で棒状温度計の代わりに、AkaDako探求ツールの温度センサーを使うことができます。
- 自動で測定し、データを取得することができます。また、自動でグラフ描画ができます。
■AkaDako探求ツールを使うメリット
- 自動で気温を測定し、グラフ描画をすることができるため、測定のために他の授業を中断しなくて済む。
■授業を行うに当たっての留意事項
- PCが自動ロックされると、測定が中断してしまいます。端末の自動ロックを解除してから実験を開始してください。
- 長い時間計測するため、端末の電源の確保が必要です。
■必要なGIGA端末の技能
- 実験の結果を共有ツールを使って、班や全体で共有する。
- スクリーンキャプチャを撮る。
- スクリーンキャプチャで撮った写真を表にまとめる(例えば、GoogleドキュメントやMicrsoft Word)
■関連する学習指導要領解説の記載
■関連する各教科書での指導計画
- 大日本図書4年「天気と気温」第1次2~6時の実験場面
- 啓林館4年「天気と一日の気温」第1次2〜4時の実験場面
- 東京書籍4年「天気と気温」観察1、2の場面
- 教育出版4年「天気による気温の変化」第1、2次の実験場面
- 学校図書4年「1日の気温と天気」1観察、2観察の場面
- 信州教育出版4年「天気と気温」の実験場面
「こんな教材を開発して欲しい」「オフィシャル教材のここを改良してほしい」等御座いましたら、お気軽にご意見を頂ければ幸いです。